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“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

2016/09/15
“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪
チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピをご紹介!

韓国には「いつも“秋夕”の日のごとくあれ」という諺があります。秋夕は1年の中でもっとも食べ物が豊富で、人々の心にも余裕が感じられる収穫の時期。この諺は、秋夕の日のようにお腹いっぱい食べていい服を着て遊んでいられたら…という願いを表わしたものなのです。

今回は、秋夕に韓国で楽しまれる伝統料理に焦点を合わせて、ご紹介します。



ソンピョン


“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

秋夕の食べ物といえば、何といっても“ソンピョン”です。半月の形をした餅で餡には豆や砂糖を使います。ソンピョンは地域によって形や材料が異なりますが、もっとも一般的なのは、ソウルと京畿(キョンギ)地域の“五色ソンピョン”が有名です。

■作り方
“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

1.上新粉にお湯を入れてこねます。
(餅の色は、くちなしで黄色、顆粒イチゴでピンク、よもぎで緑、シナモンパウダーでブラウンを作ったりします。お好みでどうぞ♪)
2.生地を平たく伸ばして中に餡を入れます。
3.ソンピョンの上半分を指で挟みながらくっつけます。
(3をさらに手で握りながら中の空気を抜いておくと皮が破れにくくなります。)
4.蒸し器で蒸したら出来上がり!このとき松の葉を一緒に入れて蒸すと、松の香りがソンピョンに移り、風味が増します。

チヂミ


“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

韓国では伝統行事の際、様々な種類のチヂミを作ります。スケトウダラのチヂミやカボチャの未熟果のチヂミのように1種類の材料を使ったものや、海鮮チヂミやキムチチヂミのように2、3種類の材料が合わさったものがあります。チヂミ粉に材料を入れて混ぜ、油を引いたフライパンで焼きます。複数の材料が入っているものは何度もひっくり返しながら焼くと味が落ちるので、ひっくり返すのは3、4回に留めるのがポイントです。

■作り方
“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

1.ネギを10cmの長さに切ります。
2.チヂミ粉(または小麦粉カップ1)に水200mlと卵1個を入れて混ぜます。
3.2にネギ、ニンジン、エビ、イカなどを入れて混ぜます。
4.フライパンに油大さじ3を引き、3を焼いたら出来上がり!
(へムルパジョンは強火でカリッと仕上げるのがコツ。フライパンに入れた生地の端がキツネ色になったらひっくり返します。)
5.ツケダレは醤油+酢やポン酢など、お好みで♪

チャプチェ


“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

伝統行事に加え、宴会のときなどに食べるのがチャプチェです。チャプチェといえば一般的には“タンミョン(韓国春雨)”を思い浮かべますが、チャプチェにタンミョンを入れるようになってまだ100年ほどしか経っていません。チャプチェを漢字で書くと「雑菜」になります。「混ぜる、多い」という意味の「雑」と野菜の「菜」を合わせた言葉で、様々な野菜を混ぜて作った料理という意味です。

チャプチェは簡単なように見えますが、意外と手がかかります。タンミョンは茹でたら冷水に取って冷まし、その後またフライパンで炒めます。野菜は細く切り、それぞれフライパンで炒めておきます。最後にすべての材料を混ぜてチャプチェのできあがりです。

■作り方
“秋夕(チュソク)”の伝統料理レシピ!チヂミやチャプチェなどお馴染みの一品も♪

1.タンミョンをお湯で8分ほど茹でます。
(タンミョンが無い場合は春雨やしらたきで代用できます。)
2.肉に醤油小さじ1、砂糖小さじ1/2、ごま油小さじ1、コショウ少々で下味をつけます。
(肉は牛、豚、鶏をお好みで♪)
3.茹でたタンミョンを冷水に取り、揉みほぐします。
(しっかり揉みほぐさないとタンミョン同士がくっつき、チャプチェの味が落ちます。)
4.人参、椎茸、玉ねぎをサラダ油で別々に炒め、ボウルに入れていく。
(野菜はその他きのこ、たけのこ、ほうれん草、玉ねぎ、パプリカ、ニラなどお好みで♪)
5.醤油大さじ2、黒砂糖小さじ1、サラダ油大さじ2、コショウ小さじ1/8、水150ml、ごま油小さじ1、ごま小さじ1で合わせ調味料を作ります。
6.フライパンに5を入れ、タンミョンを入れます。タンミョンに味が染み込むようによく混ぜます。
7.味を付けたタンミョンを4のボウルに入れてよく混ぜたら出来上がり!

いかがでしたか?ご家庭でもぜひお試しください♪

(c)韓国観光公社