現在韓国では、日本映画をリメイクした作品が次々と登場し話題だ。
『いま、会いにゆきます』など日本の名作が、韓国の豪華俳優陣の出演で新たに生まれ変わろうとしている。
『いま、会いにゆきます』
2004年に竹内結子・中村獅童主演で公開された映画『いま、会いにゆきます』が、韓国の代表的俳優ソ・ジソブ&女優ソン・イェジン主演でリメイクされる。
同映画は、1年後の約束を守れず他界した妻スア(ソン・イェジン)が、記憶をなくした状態で夫ウジン(ソ・ジソブ)の前に現れる物語。
昨年、映画『軍艦島』などで活躍を見せたソ・ジソブは、妻を亡くし息子と2人で暮らす優しく包容力のある夫ウジンを演じる。
妻スア役を演じるのは、数々の映画賞で主演女優賞を受賞しているソン・イェジンで、ソ・ジソブとは映画初共演となる。
『ゴールデンスランバー』
2010年に日本で公開された映画『ゴールデンスランバー』は、昨年より映画界で大活躍を見せ続けている俳優カン・ドンウォン主演でリメイクされ、2月14日に韓国公開される。
同映画は、光化門で起こった大統領候補暗殺事件の犯人として名の挙がった一人の男の逃走劇を描いた映画だ。犯人として追われることになる平凡な宅配業者ゴヌをカン・ドンウォンが演じる。
『華麗なるリベンジ』、『MASTER/マスター』など絶え間ない挑戦を続けてきたカン・ドンウォンが、どのような新しい演技を見せてくれるのか期待が高まっている。
『人狼』
日本アニメーション作品『人狼 JIN-ROH』を原作とした映画『人狼』が、韓国で今年公開予定だ。主演は『ゴールデンスランバー』に続けて2連続日本リメイク作出演となるカン・ドンウォンが務める。
今年最高の期待作とも言われる同映画は、近未来を背景に反政府テロ組織と、それに対抗する特殊警察組織、国家情報機関である公安部の3つの軸で、その背後に隠された権力間の激闘を描く。
その他、映画『リトル・フォレスト』なども韓国でリメイク公開されることが決まっている。