韓国の女優ハン・ジソンが、仁川(インチョン)空港の高速道路にて事故に遭い死亡した。享年28歳。
ハン・ジソンとは
2010年、B.Dollsというグループでデビューし、2016年からは女優としてドラマ『最後から二番目の恋』、映画『ロボット、音(ソリ)』等の作品に出演してきた女優だ。
事故
5月6日の午前3時50分頃、金浦市にある仁川国際空港高速道路、ソウル方面行きIC付近で、車に轢かれ死亡したと伝えられた。
初め、死亡したのは“女優A氏”と報道された。京畿(キョンギ)金浦警察署は、A氏が片側2車線道路に自身のベンツを停め、降りて車両の後方に向かうと、タクシー運転手B氏と乗用車を運転していたC氏の車両に続けて轢かれ、死亡したと明かされた。
当時ハン・ジソンは、夫が突然トイレを探したため、非情灯をつけ片側2車線道路に車を停めたことが分かった。夫は「近くの花壇で用を済ませて車に戻ったら事故が起きていた」とし「妻がなぜ路肩のない道路の片側2車線に車を停めたのか分からない」と供述しているという。
また、警察はハン・ジソンを轢いたタクシー運転手B氏と乗用車の運転手C氏を、7日に交通事故処置特例法上致死容疑で立件した。彼らは「走行中突然女性が現れ、停止できなかった」と語っているという。
警察はハン・ジソン氏の遺体を国立科学研究院に解剖を依頼し、正確な死因を調査する方針だ。解剖検査の結果は2~3週間以内に出る予定となっている。
重ねて、なぜ車両の外に出たのかという具体的な理由についても追加捜査中だ。
ネットでは「飲酒運転ではないのか」、「夫が怪しい」などの憶測が飛び交っている。