韓国のガールズグループf(x)(エフエックス)の元メンバーであるソルリが、度重なるノーブラ論議の中心にいる事はご存知の方も多いのではないだろうか?
多方面に広がるこの論議は、個人の自由と捉えられるか、それともモラルの問題なのか…
現役アイドルの行動が騒動に
今回はソルリに引き続き、現在活躍中の現役アイドルもこのノーブラ論議に加わる事となった。
そのアイドルとは、人気ガールズグループMAMAMOO(ママム)のメンバー ファサである。
ファサは今月7日、「SBS SUPER CONCERT IN HONG KONG 2019」のスケジュールを終え、仁川国際空港を通じて、1人で韓国に入国。当時ファサは、すっぴんにマスクというラフな格好で現れた。
ここで目を引いたのは、ファサが白いTシャツの中に、何も身に付けていなかったという点。
当のファサ本人は、下着を身に付けていないという事は別に気にしていないようで、いつものようにファンと会話をしたり、いつも通りの過ごし方だったという。
(c)STARNEWS
割れる2つの意見
このようなファサの姿に、人々がぶつける意見は2つに分かれていた。
まずは、見ていて不快だという意見。
これは、ファサが何をどうやって着ようが個人の自由であるが、周りでその姿を見る人々はどこに視線をやっていいかわからないからという理由からだった。
対して、ファサを擁護するという意見も多かった。
これはやはり、ファサが下着を身に付けていない事は個人の自由であり、その堂々とした姿は見ていて応援したくなるというのが擁護派の意見だった。
ファサは追い風、ソルリは向かい風…
“ノーブラ論議”といえばソルリが浮かんでくるほど、以前からソルリはこの論議の中心にいた。
その大部分は否定的な意見であり、ソルリは先月21日のJTBC『アクプルの夜』で「楽という理由から下着を身に付けていない。ブラジャーはアクセサリーだと思う」とコメントし、自身が持つ持論を強くアピールした。
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そんなソルリの姿を見てなのか、最初は否定的な意見ばかりを投げていた人々の中にも肯定的な意見が見られる事が多くなった。
一方のファサは、最初のノーブラ論議でありながら、初めから肯定的な意見の方が多かった。
その違いはなんなのだろうか。
ファサは最近バラエティ番組などで飾らないありのままの姿を見せており、それが視聴者から好評を得ている。
そのファサが、自分のありのままの姿で空港に現れたところで、違和感はないというのが多くの肯定的な意見の理由なのだろうか。
世代や性別を超えて、多くの意見が飛び交うであろうこのノーブラ論議。
個人の自由が叫ばれはじめた今だからこそ出てきた、現代的な問題ともいえるだろう。