元2NE1のコン・ミンジが所属事務所the music worksとの法的攻防を予告した。
コン・ミンジ
2009年に2NE1としてデビューした彼女は、ダンスで頭角を現し活発な活動をしていたが、2015年にグループを脱退し、YGエンターテインメントを去った。
以降、彼女は現事務所に移籍し、ソロ歌手としてデビュー。最後に発表した曲は2018年12月、初の英語でのシングル「ALL OF YOU SAY」で、アルバム単位としては2017年4月に発表した『MINZY WORK 01 UNO』が、ソロアルバムの最初で最後のものとなっている。
約束を全く守ってくれなかった事務所
4日、コン・ミンジは自身のInstagramを通して「所属事務所と長い法的攻防を始めなくてはいけない」と明かした。
「契約当時、所属事務所は私に年4回以上のアルバム発売、最大限の支援をすると約束したが、この4年間でアルバムは1枚のみ、活動もほぼ支援してくれなかった」とし「清算書は一度も見せてくれたことはなく、収益金は1ウォンも配分されなかった」と憤りを見せた。コン・ミンジによると、約束した活動支援はもちろん、清算すらきちんとされていなかったという。
続けて「私にはお金よりも、歌手として活動を続けることが何より重要。契約解除のため所属事務所と協議するか、仮処分を通してでも迅速に終えることを望んだが、思う通りにはいかず、訴訟を通して真実を争うしかなくなった」と伝えた。円満協議を企む事務所とは違い、新たな法的攻防を予告した。
最後に彼女は「いつも応援してくださるファンの皆さんのためにも、毅然と対処し、勝ってみせる。ステージの上でも外でも、常に誠実で堂々とした姿は変わらずお見せすることを約束する」とファンに感謝の言葉を伝えた。
棄却された申請
先立ちコン・ミンジは9月、所属事務所the music worksを相手に、専属契約効力停止仮処分申請を提起した。
だが裁判部は、両者の立場を聞きこれを棄却した。the music worksは「当事者間の深い話し合いを通して解決案を模索する。円満協議する予定」とした。
所属事務所と専属契約紛争を予告し、歌手活動の意思を固めた彼女。ファンは事態が解決した後、もう一度ステージで彼女の姿が見られることを期待している。
▼コン・ミンジ 全文
所属事務所と短くない法的攻防を始めなくてはいけないようです。
契約当時、所属事務所は私に年4回以上のアルバム発売を約束し、最大限支援すると約束してくれましたが、4年間、アルバムは1枚のみ、活動もほぼ支援してくれませんでした。清算書は一度も見せてくれたことはなく、収益金は1ウォンも配分してくれませんでした。
私はお金よりも歌手としての活動を続けていくことが何より重要です。なので契約解除のために、事務所と協議するか、仮処分を通してでも迅速に終えることを望みましたが、思い通りにはいかず、訴訟を通して真実を争うしかなくなりました。いつも応援してくださるファンのためにも毅然と対処し、勝訴してみせます。ステージの上でも外でも、いつも誠実で堂々とした姿は変わることなくお見せすることを約束します。