麻薬投与で懲役10か月、執行猶予2年を宣告されたパク・ユチョンが、公式SNSを開設した。芸能界を引退すると宣言した昨年4月とは違う歩みを見せている。
昨年パク・ユチョンは、元交際相手のファン・ハナと共に三度にわたりヒロポン1.5gを購入し、その一部を7回にわたって投与した容疑を受けた。麻薬投与容疑で緊急逮捕されたファン・ハナが、共犯者として彼の名前を挙げると、パク・ユチョンは記者会見まで開き、これを否定した。
当時記者会見で「麻薬投与は想像できないこと」とし「容疑が認められたら、芸能人パク・ユチョンとしての活動を中断し、引退という問題を超え僕の人生すべてが否定されたということ」と訴えていた。もしも真実だった場合、引退も辞さないとしていた。
だが、精密検査結果、パク・ユチョンの足の毛からヒロポンが検出され、結局昨年7月に麻薬投与の容疑で裁判となり、懲役10か月、執行猶予2年を宣告された。所属事務所も専属契約を解除。
引退宣言はその場しのぎ?
引退を宣言した彼はその後、ファンからもらったプレゼントを個人SNSに掲載したりして近況を伝えていた。執行猶予期間途中、タイで有料のファンミーティングを開催し世間の叱咤を受けたことも。それでもパク・ユチョンはファンミーティングの場で「辛いが、乗り越えて活動を再開させる」と活動再開の挨拶をした。
(c)twitch放送画面キャプチャー
今月8日には弟パク・ユファンが行うインターネット番組に出演し近況を伝え、明るい表情でファンのコメントを読む一コマも。
引退ではなく復帰?
(c)公式SNS画面キャプチャーパク・ユチョン側は10日、Twitter、Instagramに公式アカウントを開設したことを知らせ「これから公式SNSを通してユチョンさんの様々なお知らせと新たな姿をお伝えしていく予定ですので応援よろしくお願いします」と重ねた。公式Instagramアカウントには、白黒で処理された彼の新たなプロフィール写真がアップされている。
「麻薬投与が真実なら引退する」と自身の悔しさを訴えた彼は、自粛はもとより執行猶予判決から1年で芸能界復帰の準備をしている。あそこまで大きな会見をしておきながら引退せずに復帰しようとしている彼の行動を見て、理解を示す人はほぼいないのではないだろうか…。