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世間に衝撃を与えたイム・スロンの交通事故、当時の防犯カメラ映像が公開される

2020/08/07
世間に衝撃を与えたイム・スロンの交通事故、当時の防犯カメラ映像が公開される

雨道で交通事故を起こした歌手イム・スロンの、事故当時の姿をとらえた防犯カメラの映像が公開された。信号無視で横断した歩行者が亡くなってしまった今回の事故。法は、イム・スロンに何を問うのか。



イム・スロンについて


イム・スロンは、2008年にJYPエンターテインメント所属ボーカルグループ2AMのメンバーとしてデビュー。多数のヒット曲を発表し、ソロ歌手、役者としても活動し多数の作品を通じて存在感を表した。

特にIU(イ・ジウン)Red VelvetJOYなどとデュエット曲を発表してきた彼は、自分だけのボーカルの音色で、今年5月にもLovelyzメンバーケイと一緒に歌った新曲「女友達」で注目を集めた。

事故当時の様子が明らかに


事故が起きたのは、1日午後11時50分。某マスコミは5日、ソウル某所に設置された防犯カメラに残された事故当時の映像を公開した。

この映像には、黒い服を着た50代の男性A氏が傘をさして横断歩道に侵入し、2秒ほど過ぎたあたりで白のSUV車両がこのA氏をはねる場面が映されていた。このSUV車両は、イム・スロンが運転していたもので、事故直前、車両が来ることを確認したA氏がよけようとする姿も映っていた。

警察によると、A氏は歩行者信号が赤の時に横断歩道を渡っている。彼はすぐに病院に搬送されたが、治療途中で帰らぬ人となった。事故当時は雨が降っており、イム・スロンは飲酒状態ではなかったことも分かっている。

警察は「交通事故の正確な経緯を捜査するまで、イム・スロンの責任と処罰水位は決定できない」と明かしている。事故当時、イム・スロンが運転していた車両の速度と、当時の状況などを総合し、過失比率と処罰の可否などを判断するとみられる。

所属事務所は「死亡事故と関連し、被害を受けられた方のご冥福をお祈りします。被害者遺族の方がどれだけ辛い心境にあるか理解しております。深くお詫び申しあげます」と哀悼の意を表している。

韓国の交通事故死者数


3月に国土交通部と警察庁が発表した資料によると、2019年の1年間の交通事故死亡者は3,349名。この内、信号無視横断による死亡者は456名という集計結果が出ている。



昨年交通事故によって亡くなられた方の数は、韓国も日本も、ほぼ同じだ。
身近な乗り物であるだけに、これくらいなら…という過信も少なからずあると思うが、今回のような事故を繰り返さないためにも、考えを改める必要があるかもしれない。

今回の件で、精神的に辛いのは運転手側のイム・スロンも同じであろう。彼への精神面のケアも、事務所側にはしっかり対応していってほしいと思う。