あらすじ
韓国最高の神経外科専門医のチン・ヒョク(ソン・スンホン)はIQ180を持つ天才。最年少で医大に入学、そして主席で卒業。27歳で最年少神経外科長にまで登りつめた。
その彼がある人物の手術を担当、頭の中から奇妙な形の腫瘍を取り出す。しかしその手術をしてからというもの、ヒョクは手術中に「帰らなければ…」という奇妙な声を度々聞くようになる。
ある日、レジデントとして働く妹のミナ(パク・ミニョン)が急患に遭遇。そこでヒョクに助けを求めるも、「助かる見込みがない患者の手術はしない」というヒョクと言い争いになってしまう。
ミナは車に乗り込み、泣きながら車を走らせたところ、ヒョクの目の前で事故に遭い、一命を取り留めるも意識が戻らずにいる。
悲しみにくれるヒョクは病院の屋上にいた。
そこへ手術をした患者があの腫瘍を持って屋上にやってきた。男が「帰らなければ…」と言いながら屋上の縁に近づいたとき、ヒョクがそれを止めようともみ合いになった。
その瞬間、腫瘍の入ったビンが患者の手をすり抜け、それを取ろうとしたヒョクはビンと共に屋上から落ちていく。
ヒョクが目を覚ますと、そこには見慣れない景色が広がっている。そして隣には韓服を来た男イ・ハウン(イ・ボムス)がいる。
朝鮮時代に迷い込んでしまったヒョクは町を歩くが、町民の通報で役人キム・ギョンタク(キム・ジェジュン)の命令で尋ね人にされてしまい、町中に彼の似顔絵が貼られることとなる。
ハウンはとっさにヒョクに韓服を着せ、ともに行動することになった。
腹が減った二人は、とある店で食事を取ることに。すると隣に居合わせた男が突然苦しみだした。
ヒョクはその男を助けるべく、医療行為に及ぶ。メスを使うなど、それまで見たことのない医療行為を行うヒョクを不安そうに見つめる町民たち。何とか男は一命を取り留めた。
ヒョクはその騒ぎの遠くにミナにそっくりな女性が歩いているのを見つけるのだった…