あらすじ
石油に関する海洋学者のユン・ハクス博士の娘として生まれたユジン(ハン・ジヘ/子役、キム・ユジョン)。
石油探査の仕事をしていた父ハクスは、仲間であったチョンチグループの会長ドヒョン(イ・ドックァ)に殺される。
この件がドヒョンの策略だと知った執事のキチュル(キム・ギュチョル)は命乞いをするが、その代償としてハクスの子ユジンを殺すように命じられる。
しかし、ユジンを殺すことができないキチュルは、軍の仲間だったホンチョルにユジンを育ててほしいと金を渡す。
結局、ユジンは水に流され遺体が上がらないまま死んだこととして処理される。
一方、夫と娘を失ったハクスの妻クムヒ(ヤン・ミギョン)に、自分の子供の母親になってほしいと求婚するドヒョン。クムヒは、ドヒョンの娘イナ(ソン・ウンソ/子役、ヒョン・スンミン)とユジンを重ね、結婚することにする。
10年後…
ユジンは"ヘジュ"として継母のいじめにあいながらも、ホンチョルに大切に育てられていた。
ある日、ホンチョル一家は借金取りに追われ、引っ越しをすることになる。転居に伴ってヘジュは転校したが、そこでイナと出会う。
お嬢様として周りにちやほやされているイナ。ヘジュはイナに一目置かなかったために目をつけられてしまった。
小銭稼ぎのために空き瓶を集めていたヘジュはイナに「家に来ればたくさん空き瓶がある」と言われイナの家へ向かう。
自分の裕福さをうらやまないヘジュに、イナは父の壺を見せびらかすが、落として壊してしまう。何事かと出てきたクムヒに「この子がやった」というイナ。しかしヘジュもけがをしており、手当てをしてもらい、食事をごちそうになるヘジュだった。
その帰り道、自転車に乗って飛び出してきたチャンヒ(ジェヒ/子役、パク・ゴンテ)とぶつかってしまったヘジュ。そのときチャンヒが数学大会で優勝してもらったトロフィーと自転車が壊れてしまう。
ヘジュは自転車のチェーンを手際よく直した後、壊れたトロフィーは溶接しないと直らないと父の造船会社へ行くことを思いつく。彼女について行ったチャンヒはここで財閥の孫サン(キム・ジェウォン/子役、パク・チビン)に遭遇する。
女の子にも関わらず上手にトロフィーを溶接するヘジュに驚くサンだったが、彼女にさらに良いやり方を教えてあげるのだった。学校では居眠りばかりしているサンにそんな特技があることを知って驚くチャンヒ。
直ったトロフィーを持ち帰ったチャンヒは、うれしそうにそれを眺めるのだった。