あらすじ
企画チームのプランナー「ヒウォン」と公演チームの「ソンイ」は遊園地の中でかなり有名な方だ。きれいで気立てが優しく男性社員にも女性社員にも人気の高いヒウォン。立っているだけで目立つヒウォンが有名なのは当たり前なことだが、頭から爪の先まで平凡にしか見えないソンイが一緒に名前を馳せるようになったのは、この二人が2人1組で『コンジュイとパッチュイ(シンデレラ型説話の一つ)』と呼ばれるようになったからである…それはソンイがいつもヒウォンを猫かぶりだと攻撃したり様々なイジワルで彼女をいじめてきたからである。けれどもソンイの憎めない人間性をよく知っているヒウォンは彼女にいつも和やかで優しくしようと努めた‥ヒウォンとソンイは他の人達から見たら本当に理解しがたい特異な友情(?)をもつ友達だった。
もちろん、その友情を保つために目まぐるしい努力をしたのはヒウォンだった。ヒウォンのためにしゃくに障ることはもう日常になってしまったが、その日は一日中ソンイにとって不快な事の連続だった。朝の出勤からヒウォンに会って、朝から嫌な気配を感じたソンイ。公演チームのオーディションもヒウォンのために台無しにしてしまった。まさにそんな日。ソンイが思慕しているユビン(サミョル)から『お前…ヒウォンと友達なんだって。一度会わせてくれないか…』という言葉まで聞くなんて…