あらすじ
高校時代から強者として有名で刑事になった後、国家安全局【NSS】とともに巨大密輸業者を検挙したユゴン(チャン・ヒョク)は、その活躍によりNSSに教官としてスカウトされる。
しかしある日、息子のように面倒を見てくれていたハ・ジェヨン警部が謎の死を遂げ、その事件をきっかけに自身が監護中だったNSS前局長ペク・サン(キム・ヨンチョル)と、自身に隠された秘密があることを知る。
南北両国にまたがるテロ集団アイリスがペク・サンに目をつけたことを知ったユゴンは、彼を護送する途中でアイリスチームの攻撃で頭に銃弾を受けて負傷。そして失踪してしまう。
一方スヨン(イ・ダヘ)は、ピストル射撃でオリンピックの金メダリストとなり、NSSに特別待遇で入局した。過酷な訓練を課すユゴンと愛しあう仲だったスヨンだったが、特殊任務遂行中に銃撃に遭遇しユゴンが行方不明に。スヨンはユゴンの死を認めざるを得なかった…。
しかし時が流れ、突然彼女の前に姿を現したユゴン。彼女はユゴンの失踪の裏に大きな陰謀が隠されていることを知るのだった。
世界を舞台に活動する北の元秘密要員チュンウォン(イ・ボムス)は、表向きは失踪の身。というのも、北で独自の諜報活動をしていた際、NSSとアイリスが関係する事件に関わり、北の勢力の中心になった人物だからだ。いざとなると人並み外れた実力を発揮するチュンウォンは、失踪したふりをして、カンボジアに潜伏しているのだった。