あらすじ
平凡な顔のウラに隠された悪意の本性が暴露される!
盗聴、殺人、社債、姦淫、潔癖をキーワードに繰り広げられる悪人たちの勝負
怒りでもつれた悪人たちの獲物は誰か?
彼女の死に縛られている4人の男たち…彼女を盗聴した男(イ・ジェフン)、彼女を利用した男(チョ・ジヌ)、彼女をストーキングした男(キム・テフン)、彼女を姦淫した男(クァク・ドウォン)。
そして命よりも自尊心が何よりも大事な女(ムン・ソリ)…。
一体誰が一番の悪人だろう?
ある日、美人女子大生が殺害された。
会員制のルームサロンで働いていたホステスであり、学生そして大学教授の不倫相手だった彼女の死をきっかけに、彼女を取り巻く周囲の人たちは、お互いの存在に気づくようになる。
普段、誰よりも平凡に暮らして来た彼らは、一件の殺人事件をきっかけに自分の内面にあった怒りを見つけ、死の責任をお互いに擦り付け始める。
「男を避けたことがない」
「お金だけ儲ければいい」
「愛していたから」
「妻だけが知らなければいい」
エゴイスティックな欲望で自分をより分け、お互いを戒めようとする男たちは、自分のウラに隠された本性を見せ始める。
自分だけは純潔だと主張する4人の前に、また別の女が現れる。
殺人より不倫はもっと堪えられない、自尊心を傷つけられたことが何よりも不快で腹の立つ女は問う。
「間違っている人は誰もいないですね?」
お互いを審判すると言った彼らが作り上げた怒りの連鎖の中で、事件はますます予期せぬ方向に流れていく。