あらすじ
栄留王(ヨンリュワン:キム・ヨンチョル)の娘ムヨン(キム・オクビン)は、天真爛漫で明るく男にも劣らない活発な女性。父は王位継承候補の弟よりも王女であるムヨンを信頼している。
その栄留王は、唐との和親政策を主張し、臣下たちと神経戦の真っ只中だ。中でも犬猿の仲である淵蓋蘇文(ヨンゲソムン:チェ・ミンス)は彼に背く政策を主張したが、栄留王は皇太子の任命を先にと、彼の意見を突っぱねた。
同じ時、ムヨン姫と皇太子(イ・ミノ)は唐の軍隊に襲われてしまう。しかし一緒にいた栄留王の甥チャン(オン・ジュワン)とシウ(イ・ジョンシン)によって助けられ、唐の将軍を捕まえる。
実はこの騒動は、淵蓋蘇文が仕組んだ罠だった。そこで淵蓋蘇文は証拠を隠滅するために刺客を送り、唐の将軍を殺すように命じる。その刺客こそが、彼の庶子ヨンチュン(オム・テウン)だ。
彼は自分を息子として認めてくれなかった父に会うため、その役割を買って出たのだった。そして彼は淵蓋蘇文と会い、母の消息を知らせる。それでも彼の存在を受け入れない父…。
その日の夜、栄留王は姫と皇太子の襲撃事件を企てた人物が淵蓋蘇文であると本人に伝え、彼に皇太子を任命できる権限を譲って欲しいと提案する。
一方、市場で偶然に出会ったヨンチュンとムヨン。ムヨンに一目惚れしたヨンチュンは、父に認められる人間になるため、ムヨンを利用しようと考える。そして王宮の武士試験を受験し、王女の護衛武士になるのだった。