あらすじ
ソニを愛しく思う3人の男たち…彼らの間を多くの言葉が行き来する。
その言葉はソニの助けとなるのだろうか?
映画学科卒業生のソニ(チョン・ユミ)は、アメリカ留学のために推薦書をチェ教授(キム・サンジュン)に頼むため、久しぶりに大学に立ち寄る。
普段から自分をかわいがってくれていたことをわかっていたソニは、チェ教授が推薦書をよく書いてくれるだろうと期待する。
それとともに、ソニは久しぶりに外に出たおかげで、これまで再会することのなかった過去の男二人にも出会った。
映画監督としてデビューしたばかりのムンス(イ・ソンギュン)と、年を取った先輩監督ジェハク(チョン・ジェヨン)の二人。
ソニと3人の男たちはその出会いの中で、お互いにある意図を込めた"人生の忠告"をする。ソニに関心がある男たちは本音を隠して、ソニに対して無理やり情や通りを見せる。
しかし、彼らが放つ言葉は妙に似ていて、まるで彼らの間をぐるぐると回っているかのように見える。
"人生の忠告"という言葉は、信頼を得られることのないままどこかへ行ってしまいそうで、ソニに対する男たちの情は、ますますソニと関係ない所へ行くように見える。
推薦書を受け取ったソニは、4日間の外出を終えて帰るが、残された男たちはソニという言葉を握ったままさまようのだった。