あらすじ
チョンワン食品の一人娘オ・ロラ(チョン・ソミン)は、ひと回り以上も年の離れた3人の兄に囲まれ、大切に育てられた。
幼い頃から家族の愛を独り占めして育った彼女は、さっぱりとした性格で、家族の誰よりも理知的で賢い。兄たちが起こす問題にも積極的に解決法を提案するしっかり者だ。父が他界してからというもの、母と兄3人とともに暮らしている。
一方ファン・ママ(オ・チャンソク)は顔を明かさないベストセラー作家で、世間への露出を嫌い、彼の姿を知る者はほとんどいないが、ハンサムで背も高く、声までいい男だ。そして彼は3人の姉に囲まれ、「ママ様」と呼ばれながら、溺愛されて育った。
ある日、ロラはラジオでママの声を聞いて興味を持ち、なんと自宅まで会いに行く。
ちょうどその日は姉に頼まれた新聞のインタビューをお願いされていた日だったこともあり、文化部記者のジヨンと勘違いして、ロラと会う。
しかしすぐに違うことがバレてしまったロラは、謝罪のため後日またママのもとを訪れる。最初は警戒していたママも、次第にロラに心を開くようになり、自身の恋人との話を聞かせる。
ロラはママに振り向いてもらおうと、あらゆる努力をしていくのだった…。