あらすじ
ハナ(パク・ハンビョル)は韓国を代表する老舗「黄牛(ファンソ)醤油」を継ぐために、子どもの頃から息子だと偽って育てられてきた。
過去、ハナの母ヒョソン(ユン・ユソン)は、「黄牛醤油」を営むパンロ(パク・イナン)の息子で教授をしているミンソク(イ・ヨンボム)と結婚。息子に恵まれなかったヒョソンだが、妊娠した子供が息子だという言葉を聞いて天にも昇る気持ちになるも、やがて死産する事になり、悲しみに陥る。
一方ヒョソンの同窓生チョンラン(イ・ヘスク)は、パリに留学している間に子供を産み帰国。しかし子供の父は詐欺師だったと聞いた上、夫婦詐欺団の濡れ衣まで着せられて、調査を受けることになる。
しばらくしてチョンランは、学会に参加しているミンソクに隠れてついていき、酔っ払った彼をホテルの部屋へ連れて行く。
その後ヒョソンは、ミンソクの子だというラゴン(キム・ジュヨン)を抱いて現れ、チョンランは大きな衝撃を受ける。職員たちがひそひそと話しているのを聞いたパンロは、ヒョソンにラゴンを実の息子として育てることができるかと問う。しかしヒョソンは答えなかった…。
難産の末にハナを産んだヒョソンは、この黄牛醤油を守るために息子として育てることを決意するのだった。