あらすじ
戻れるのなら…
君の笑顔を初めて見たあの日に…
全てが無くなってしまうあの日に…
君の涙を拭いてあげられなかったあの日に…
高級ジュエリーブランド「ベル・ラフェア」の代表を務めるヨンウォン(ハン・ジヘ)は、財閥の家に生まれて何不自由なく育った。自分の会社を持ち婚約者のウジン(ソン・ジョンホ)とも幸せ時間を過ごしていたが、ヨンウォンの父親は2人の結婚に反対していた。
一方、セロ(ユン・ゲサン)は誠実な青年だが、詐欺師の父親のせいで小さい頃には苦労ばかりし、普通の人たちが"うっとうしい"と思う日常に憧れていた。
そんなセロの人生の目標は外交官になる事!
しかし外交官試験の最終面接で父親が詐欺師だった事を指摘され、夢も叶いそうにない…。それでもセロは父親が大好きだった。
そんなある日、父親から連絡が入り、父が暮らしているバンコクまで行ったが、その際に盗んだダイヤモンドをカバンに入れられてしまう。
そのダイヤは共犯者たちに内緒で父親が盗んできたダイヤだった!
知らない間に盗んだダイヤを持っていたセロは、父親がまだ犯罪から足を洗っていない事を知ってその場から立ち去ってしまう。
夜になり、父親を説得しようと家に向かったセロだが、そこには何故かウジンの姿が?!状況が把握できないまま、ウジンが何者かに撃たれてしまう…。
ウジンの殺害容疑でタイ刑務所に収容されてしまったセロは5年も投獄されてしまった。努力して積み上げたものが一瞬で踏みにじられてしまったセロは、自分の人生が滑稽に感じられてしまう。
生きる意味を失ったセロはイ・ウンスという偽名を使い、全ての根源となった「ベル・ラフェア」に復讐する事を決意した…。