あらすじ
大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)は、電車内で酔っ払っている「彼女」と出会う。意識のない「彼女」をほっておけず、仕方なくホテルへ運ぶが、そこへ突然警官が現れた。翌朝、留置所から出たキョヌに「彼女」からの呼び出しが…。「私に何をしたのよ!」と問い詰める「彼女」に、キョヌは昨夜のいきさつを話し、キョヌと「彼女」の不思議な関係が始まった。見た目と違って気が強く、ワイルドで強引な「彼女」に振り回されるキョヌだったが、その真っ直ぐな瞳に、次第に特別な感情を抱いていく。
インターネットに掲載された、実話を元に作られたコメディだ。男の子がどんどん気弱になり、女の子がどんどん強くなっている社会情勢は、日本も変わりないけれど、この「彼女」は普通以上に辛口。
殴る蹴る、叫ぶ脅す怒鳴り散らす…その清楚な容姿からは似ても似つかない暴れん坊ぶりを発揮する。「猟奇的」とはいいながら、それは韓国独特の意味で、個性的、面白くて突拍子もない、といったプラスのイメージに使われている。ボンボン育ちの甘ちゃん学生キョヌが、知らず知らず「彼女」に鍛えられて(?)いく…