あらすじ
カナダで民話作家として成功したハン・スンヒ(ソン・ユナ)は、昔付き合っていた恋人のムン・テジュ(チョン・ジュノ)との子ハン・グル(ユン・チャニョン)を一人で育てていた。
テジュの家族から結婚を反対され、テジュは裕福な家庭で育ったソ・ジウン(ムン・ジョンヒ)と結婚し、スンヒは一人でグルを産んで未婚の母になったが、幼い頃に家族と呼べる人が居なかったスンヒにとっては、初めて自分にできた家族だった。
世界でたった一人の家族を守るために、13年もの間カナダで前だけを見て走って来た…はずだったが、気づいた時にはグルとの関係は最悪な状態になっていた。
そんなある日、余命宣告を受けたスンヒは、自分が死んだ後のグルを考えて突然韓国に帰ると言いだした。
自分の死後にグルの父親であるテジュにグルを預けようと、人を雇ってテジュ家族の素行調査も始めた。
そんな中、テジュの妻であるジウンは裕福そうな生活をしているように見えたが、実は子どもの教育のために大きな借金をしていた。
期日までにお金が用意できないと家が抵当に入ってしまい、テジュに愛想を尽かされて離婚されてしまうかもしれないと考えたジウンは、テジュに知られないように借金を返そうとする。
しかし、金持ちの義理の姉ナ・セナ(チェ・ソンヒョン)に断られ途方に暮れた揚句、闇金業者を訪れて大人向けグラビアを撮影することになるが、土壇場になって怖くなったジウンはその場から逃げだして、通りがかったスンヒに助けを求める。
スンヒの事情を知ったジウンはスンヒの借金を全て返済し、感謝するスンヒに頼みごとをする…。
「私の子供の母親になって」