あらすじ
幼い頃から母親の手一つで育てられたウンス(ハン・チヘ)。立派な美術の先生であったと同時に友達だった母が早くに病気で亡くなると、ウンスは母方のおじの家で生活するようになり、外叔母の虐待を受けながらも画家になる夢を持ってたくましく育っていく。
絵の勉強のためフランスパリへ留学する準備をしていたある日、思いもよらない事件が、彼女のまわりでおこる。友達と送別会をしたホテルの駐車場でなんと殺人事件を目撃したウンス。しかし、留学できなくなるかもしれないという不安から警察に届けることができなかったが、その後、一大決心をして行った警察署では殺人事件の主犯クァンギ(クォン・オジュン)とでくわし、結局はそのまま帰ってきてしまった。そんな風に苦しんでいる間に留学の日は近付き、ウンスは苦心の末に結局パリ行の飛行機に乗る。そして飛行機が出発しようとした瞬間、後を追うチュ・テホ(キム・ミンジョン)によって強引に降ろされるのだが…