あらすじ
幼い頃は誰にも助けてもらえず、大人になってからは愛に裏切られた。そのせいで他人を信じることが出来なくなり、娘を捨て、1人で生きることを決意した。そんな人間にも、輝く瞬間は訪れた。
レナ・チョン(キム・ソンリョン)はまさに、人生の幸せな時間を迎えようとしていた。
しかし、幸せな時間は一瞬だった。
今日は放送文化大賞の授賞式。
MC大賞受賞のために華やかに着飾り、晴れ舞台に備えていたレナの元に1枚の写真が送りつけられた。
送り主はキム・ドシン(チョ・ハンチョル)。
その写真には、過去の新聞記事が写されていた。
写真を見たレナは、すぐにそれが自分の過去に関係ある火災事故の記事だとわかった。
授賞式の開始が迫る中、レナはドジンの元へ車を飛ばす。
ドシンはレナとともに孤児院で育ち、レナの過去を全て知っているインターネット記者。
過去の秘密を口実にレナからお金を巻き上げようと考えていた。
ドジンとレナは口論からもみ合いになった末、ドジンは3階ほどの高さから落下してしまう…。
レナの様子をあやしく思い、会場から後を付けて来たマ・ヒラ(キム・ミスク)は、ドジンが倒れているのを見つけ、何かを企むのだった…。
ドジンが落下したことに焦り、戸惑いを隠せないレナはなんとか会場まで戻った。
ちょうどその時、レナの元に何者からか「人殺し」と書かれたドジンの写真が届いた…。
授賞式に参加するものの、動揺を隠せずにいるレナ。
誰かに事故現場を見られたレナは恐怖感から、今まで築きあげて来た料理番組MCを降板することを決める。そして、カン・イソル(イ・ソンギョン)にMCの座を譲り…。
一方、外食事業部の本部長を務めるパク・ミンジュン(イ・ジョンヒョク)。
地位も名誉も持つ完璧な男だが、結婚には全く興味がない。
仕事のために生きていた。
ある日、ミンジュンの管轄するレストランで客が倒れる事態が発生。
そこに居合わせたレナは、客の様子を見て、倒れた原因を突き止め、応急措置をする。
しかし、その事故はレナが仕掛けた罠だった…。