あらすじ
売春街で売春婦をしながら借金を返しているミソン(チョ・ミンソ)と彼女に依存しながら生きる男ゴニ(コ・セウォン)。
彼らの人生は最も取るに足りなく、つまらなく、しがないと呼ばれる人生だ。
そんな人生から抜け出そうともがいてみるが、もがけばもがくほど、さらに深みにはまる。
ドロ沼のような彼らの人生は、一日一日が生き残るための戦争だ。
一筋の希望さえ見えないしがない人生の中、ミソンは次第に疲れて行き、仕事もせずに自分にたかるゴニに嫌気がさしてくる。
一方、そんなミソンにいつも申し訳ないと思ながら暮らしていく失業者のゴニは、心機一転仕事を探そうと動き回るが、偶然にも昔の友達であり三流やくざとして生きているウンチョル(ユ・ジェミョン)と出会う。
ウンチョルから拒むことのできない危険な提案をされ、ゴニは運命の選択を迫られることになる。