あらすじ
在位期間中、常に王位継承の正統性論に苦しめられた英祖(ヨンジョ/ソン・ガンホ)は、学問と礼法にだけは完ぺきな王になろうと絶え間ない努力を続けていた。
年を取ってからの子供である大事な息子だけは、認められる王になってほしいと願ったが、期待通りに育ってくれない息子に失望していく…。
「いつから私を跡継ぎと考え、また、息子だと思いましたか!」
幼い頃は聡明で英祖の喜びになったていた息子の思悼世子(サドセジャ/ユ・アイン)。
父とは違い、芸術と武芸に優れて自由奔放な気質を持った思悼は、英祖の望みどおり完ぺきな跡継ぎになりたかった。
しかし、自分の本心を分かってくれずに責めることしかしない父親を次第に恨んでいくようになる…。