あらすじ
朝鮮王朝宣祖の時代、身分の低い女から生まれた吉山は、芸人チャンチュンの救いにより才人村で成長する。彼は同じ村の力士、イ・ガブソン、松都商団の親分パク・テグン、ク・ウォルサン、マ・カンドンなどと付き合う。娼婦であったが捨てられたミョオクと縁を結んだ吉山は、海州評商輩のシン・ボクトンをこらしめようとしたが逆に捕らえられ死刑囚になってしまう。パク・テグンの助けで脱獄に成功する吉山。
彼は、養父母の志を破ることができずに義妹のボンスンと結婚する。しかし、志ざす事があって金鋼山に入り、ウンブ大師の教えを受け、徐々に「民」に対する意識を新しくする。肅宗10年、民たちは食べることもできなくなると、吉山は役人たちと両班たちの家を襲撃して、民たちを救うために全力をつくし、彼の名前は民に知られるようになる。国では討捕を発表するが、吉山の活躍はさらに輝くばかりであった。吉山は、山に篭って官兵と対立する資金を調逹する。この時、コ・ダルグンが官兵に検挙され、吉山一党のことを密告してしまう…