あらすじ
女性にパンソリが許されなかった時代、音が自身の運命だという少女が現れた!
タブーを破る者は命の危険に晒されるほど混沌とした朝鮮末期。
朝鮮初のパンソリ学堂「桐里精舍」の首長シン・ジェヒョ(リュ・スンニョン)の前にパンソリがしたいという少女チン・チェソン(ペ・スジ)が現れる。
幼い頃に両親を失い、偶然聞いたジェヒョの美しい声が忘れられずに歌い手の夢を抱いてきたチェソン。
しかしジェヒョは「女性がパンソリをすることは許されない」という理由でチェソンの申し出をきっぱりと断る。
チェソンはあきらめきれずに男装をして「桐里精舍」に入るが、ジェヒョは彼女を弟子として認めることはなかった…。
しかし、興宣(フンソン)大院君が開催する全国の歌い手のための競演"落成宴"の知らせが届くと、ジェヒョは春香歌の真の声を出すことができるただ一人の人物であるチェソンを受け入れる決心をする。
チェソンが女であることがバレたら全員が死を免れない危険な状況の中、ジェヒョはチェソンに自身の全てを教え始める…。