あらすじ
1925年、朝鮮最高の名捕手として名を馳せたチョン・マンドク(チェ・ミンシク)は、隠居して智異山(チリサン)の小屋で息子のソク(ソン・ユビン)と2人きりで住んでいた。
マンドクの幼息子ソクは、昔は最高の捕手だったが今は狩猟に出ない父親に不満を抱いていた。
一方、村は智異山の山君として恐れと尊敬の対象であり、朝鮮の最後の虎である「大虎」を探しにきた日本軍のために大騒ぎになっていた。
そんな中、捕手たちをまとめる頭のクギョン(チョン・マンシク)は、大虎の狩猟に熱を上げはじめる。
朝鮮最高の戦利品である虎革に魅惑された日本官僚の前園(大杉漣)は帰国前に大虎を手に入れようと、日本軍と朝鮮捕手隊を編成する。
クギョンと日本軍将校のリュウ(チョン・ソグォン)は、痕跡さえ残さない大虎を捉えるために、最後の手段として名捕手と言われたマンドクを迎えようと考える…。
時間に逆らって続くチョン・マンドクと大虎との運命的な出会い!
皆が願ったが誰も捕まえることができなかった大虎の話が、始まる!