あらすじ
夢も情熱も将来の希望もない高校三年生のチャン・ダンビ(キム・スルギ)は、退屈な日々を送っていた。
好きなものは雨の日やカラオケ、友達とのおしゃべり、携帯といった普通の高校生だが、勉強は全く出来なかった。
死ぬほど勉強もしないし、だからと言って「世の中受験が全てじゃない!」と言えるほどの勇気もない…。
ただ流れに身を任せて生きていたダンビだが、母親から「夢は?」、「何をしたいの?」、「どんな仕事が向いてるの?」そう聞かれる度にプレッシャーも感じていた。
そしてついに訪れた受験日!
勉強もろくにしなかったダンビは、試験会場の前で怖気づいてしまいそのまま逃げてしまう。
雨が降る公園で「居なくなりたい…」と一人物思いにふけるダンビの耳に、どこかから太鼓の音が聞こえてきた。
不思議に思ったダンビが音の鳴る方を見ると、そこには1つの水たまりがあり、足を入れてみると少し深さがあった…。
不思議な水たまりに思い切り飛び込んだダンビは深い深い水の底へ落ち、必死で浮かび上がった先は朝鮮時代だった!
雨乞いの儀式をしていた瓶に突如現れてしまったダンビは、状況が把握しきれずに時代劇の撮影かと誤解するが、首もとに当てられた刀が本物であると知り「私が雨を降らせましょう!」と天からの使いになりすます!