あらすじ
喧嘩が強く、外では皆を怯えさせているユン・テス(チョン・ジュノ)は、家に帰れば妻キム・ウノク(ムン・チョンヒ)の尻に敷かれ、家族が何よりも大切な愛妻家だ。
ある日、テスが勤める企業の会長ペク・マンボ会長(キム・ウンス)の喜寿祝いで、ウノクは夫の出世と家庭のために捨て身の舞いを踊っていたが、急に娘ユン・スミン(キム・ジミン)の学校から呼び出される。
テスとウノクが急いで学校に向かうと、娘の校内暴力を問題とした懲罰委員会が開かれていた。興奮するウノクの代わりになんとかその場を収めて、穏便に済ませたテス。
その後、息子のユン・ソンミンも呼びだして家族で食事をしに行くが、突然テスの電話が鳴った!
苛立つ妻をなだめ、子供たちに「上手くやってくれ」とアイコンタクトを送り、家族の顔色をうかがいつつ仕事へ向かうテス。そして仕事では暴力を使って素早く問題を解決!
一方、ペク会長から「新しい事業を始めよう」と言われた息子のキボム(ウンイン)は、カジノや遊園地を併設する複合パークを提案するが、ペク会長はテスから映画事業を提案されてすっかりその気になってしまう。
映画事業を進めようとするペク会長に対し、カジノをやりたいキボムは必死に説得を試みるが、「お前には無理だ」と言われて敢えなく撃沈…。
そして、偶然テスが数日前に知り合った映画会社のソン代表に会い、すっかりソン代表の話に共感したペク会長は30億ウォンを投資することにしてしまう。
映画への投資でペク会長が金に対して神経質になっているなか、ソン代表が失踪してしまう…。