あらすじ
「この世には二つの人類しか存在しない。上位1%の選ばれし者と彼らに支配される残りの99%の人々。その99%の中でも、今僕の場所はこれ以上落ちるところのない奈落の底。しかし、まだ死ぬ気はないし、絶対に死なない。一時は家族とも言えた、僕の全てを奪った"あの人"に復讐をするまでは…」
謎の交通事故で家族と視力を失ったイ・グクチョル(イ・ギグァン/子役、カン・ジファン/大人役)。事故後、視力を失った分、聴力が発達して遠いところからの音も聞こえるようになる。
ある日、グクチョルに一本の電話が入る。電話の相手はグクチョルに、自身が両親を殺した犯人だと話しながら、グクチョルを呼び出す。
犯人に指定された場所に向かうグクチョル。そこは、グクチョルの両親が所有していたスド医療センターの研究所だった。
しかし、グクチョルが中へ入ると、突然謎のカプセルが割れ、出入り口が封鎖されて閉じ込められてしまう。カプセルの中身は致死率99%のウィルス。これは、グクチョルを殺してスド医療センターを乗っ取ろうとするグクチョルのおじ、ピョン・イルジェ(チョン・ボソク)の陰謀だった…。