あらすじ
警察大学のエリートだったユン・サン(イ・ジュン)。しかし、ある事件をきっかけにすべてを失った。サンの大学の同期で恋人であったチョン・ユジン(キム・ユネ)は、任務遂行中に突然サンを銃で撃ち、サンとユジンの親友カン・テウ(チョ・ボンレ)と去っていくがサンの目の前で爆発に巻き込まれる。
事件以来、肉体的・精神的な傷によりあまり長く走れず、常に薬を飲んでいなくてはならない体になったサン。警察を辞め、元刑事だったヨン・グヒョン(オ・ジョンセ)の提案から一緒に探偵事務所を開くことになる。
ある日、ハン・ギョウル(イ・セヨン)という謎の美女が、自身の彼氏を調べて欲しいとサンの探偵事務所に訪れる。夜出かけていつも洋服に血をつけて帰ってくるという彼氏…。後を追ってみると知らない女性と一緒にいたと話し、ギョウルはサンにその女性の写真を見せる。写真を見たサンは、ユジンがつけていたペンダントと同じものをその女性がつけていることに驚き、捜査を受け入れることに。
捜査を続けていくうちに、ギョウルが彼氏と言っていたハン・ギュミン(ジェヒ)は実はギョウルの兄だったということが発覚。サンの興味を引くためにギョウルが嘘をついていたのであった。そして、ギュミンを調べていくうちに怪しい倉庫にたどり着く。その倉庫は血液を保管するところだった。ギュミンはヴンパイアになった彼女のために新しい血液を作っていて、研究する血液を調達するため、倉庫の持ち主である闇組織と繋がっていたのであった。
彼女に噛まれてヴンパイアになっていたギュミンは、山奥の家に彼女と一緒に潜んで暮らしながら研究を続けていた。そして、ギュミンの元にたどり着いたサンたち。ギュミンを問いただしていたところ、倉庫の持ち主である組織のボスに襲われる。
ボスがギョウルを人質にしていると、ギュミンの彼女がギョウルを助けてボスを制圧する。しかし、日に当たってしまいギュミンの彼女はそのまま消えてしまう…。さらに、乱闘中にボスが撃った銃弾からギョウルを守っていたサンは、結局撃たれて倒れる。ギュミンは、自身の妹を助けてくれたサンに、研究中の血液を打って、自身も彼女の後を追って消えていった。
そして、目を覚ましたサンはヴンパイアになっていた…!