あらすじ
キャビンアテンダント歴12年のチェ・スア(キム・ハヌル)は、同じ航空会社の上司である機長パク・ジンソク(シン・ソンロク)と結婚し、娘のヒョウン(キム・ファニ)と3人家族。娘の教育にこだわりを持っているジンソクにより、ヒョウンは一人でマレーシアに留学することになる。最初はマレーシアに行くことを嫌がっていたヒョウンだったが、ホームステイ先で出会ったルームメイトのエニ(パク・ソヨン)とすぐに仲良くなり、エニを実の姉のように慕うようになる。
エニの父親であるソ・ドウ(イ・サンユン)は、実はスアの同期のソン・ミジン(チェ・ヨジン)の知り合いだった。ドウはミジンにスアの連絡先をもらって、挨拶がてらスアに電話をかける。子供と離れて不安なスアの気持ちを理解してくれるドウ。子供達はもうすっかり仲良くなっているし大丈夫だというドウの言葉に、スアはなんだか心強く感じた。
ある日、ホームステイの家に警察が来て、エニと連絡が取れずに不安になっていたヒョウンは、スアに電話をかける。スアはヒョウンが心配になり1枚残っていたマレーシア行きのチケットを購入する。しかし、隣で慌ててマレーシア行きのチケットを探している男性を見て、スアは自身のチケットを譲って自身はその次の便でマレーシアへ行くことに。実は、スアがチケットを譲った男性はエニの父ドウだった。ドウは、エニが事故に遭ったという連絡をもらって急いでマレーシアに行こうとしていた。お互いの顔を知らなかったドウとスアは、相手のことを気づくはずもなく、それぞれマレーシアへ向かう。
マレーシアに着いてすぐにヒョウンの元にかけつけたスア。しかし、ドウからエニが事故に遭って亡くなったという連絡をもらう。一人残されるヒョウンが心配になり、ヒョウンを韓国に連れて帰ろうとするスア。韓国に帰る飛行機の中で、スアとドウは再会して、やっとお互いのことに気づく…。