ソギュン（イ・ソンジェ）とジノンは学生時代から交際し、結婚5年目を迎えるおしどり夫婦。

結婚して何年か経ったが子どもはいない。子どもよりも妻の幸せが大事なソギュンだったが、早くに両親を亡くし叔母（ユン・ソジョン）のもとで育ったジノンは特に母親に対する憧れが大きかったため、子どもを諦めきれないでいた。
子どもを切実に望む夫婦は養子を迎えることも考えたが、最後に試した不妊治療で妊娠に成功した。2人は、子どもの名前をユンジンと名づけた。

しかし出産を前に、夫婦に困難が。子どもの脳がない（無脳症）ため、中絶するか、出産しても1日しか生き延びられないという究極の2択を迫られる。
たとえ1日しか生きられなくても臓器移植で他の子どもたちの命を助けられることを知り、悩んだ結果ユンジンを生むことを決意するが…