あらすじ
ホテルの客室係として一生懸命に働くヒス(ワン・ビンナ)は、正社員になる手前で、理不尽な客とのトラブルが原因で解雇の危機に。
不当な解雇を訴えかけるヒスに、部長は枕営業を条件として、解雇を考えると告げ、結局ヒスはその条件を飲んでしまう。
身も心もズタボロなヒスが帰宅すると、養父が金をせびりにヒスの元を訪ねてきていた。
すると養父は金をせびるだけではなく、ヒスに襲い掛かろうとした。
とっさに自分の身を守ろうとしたヒスは、誤って養父を殺してしまう。
そしてヒスは、殺した養父の死体を交通事故に見せかけて偽装しようと、山へと向かうのだが…。
一方、大手ホテル・モナリザホテルの支配人の娘であるギョンチェ(ワン・ビンナ)は、最近副支配人へと昇進し、順風満帆の生活を送っていた。
ある日、ホテルの総支配人であり、恋人でもあるジソプ(カン・ジソプ)に電話をしながら、夜の山道を運転していたギョンチェであったが、ほんの少し目を離した隙に誤って人を轢いてしまう。
だがその人とは、ヒスの養父の死体であった。
そんな事はつゆ知らず、ギョンチェは人を殺してしまったと絶望する。
事件の加害者と、被害者遺族として出会ったギョンチェとヒス。
ギョンチェはヒスを取り巻く環境を知り、どん底にいるヒスを助けようと、2人の間には友情が芽生えるが、徐々にヒスはギョンチェの人生を乗っ取ろうとし始めて…!