あらすじ
少年法により収監されたヒス(チャ・スンウォン)が12年の刑期を終え出所した。彼が出所した瞬間、まるで脚本で決められていたかのように爆発する刑務所のボイラー室。そして火炎に包まれる灰色の建物。
さらに市内の薬局で原因不明の火災が発生する。その火災で犠牲となった人々の中には、消防班長の弟であり、消防隊員であるインス(ホ・ジュノ)がいた。同僚が犠牲になってしまった隊員らは沈痛な雰囲気に包まれ、インスのパートナーだったサンウ(チェ・ミンス)は大きな衝撃を受けた。
最後の瞬間、サンウを危険にさらさないため、インスは自らを犠牲にしたのだ…。
数日後、アパートの団地で再び火災が発生した。古いアパートは崩壊直前。サンウは決死の救助に加担し、サンウの新しいパートナーヒョンテ(ユ・ジテ)は彼から不安な予兆を感じた。
都市全域が火災の不安におびえる日々。事故原因を縮小しようとする警察とは違ってサンウと調査員ミンソン(キム・ギュリ)はこの火災がすべて放火であると考え…。