あらすじ
明洞が好きで、20年にわたり毎日明洞を自らの家のように歩き回り、「明洞伯爵」というあだ名までつけられた3人の人物。
記者兼小説家のイ・ボング(パク・チョルホ)、彼の親友であり詩人のキム・スヨン(イ・ジヌ)、パク・インファン(チャ・グァンス)がそのメンバーだった。
今の姿からは想像もできないが、明洞はもともと美術や芸術など文化芸術を中心としており、昔の芸術家が活動していた場所でもあった。
時代は1951年の6・25戦争からはじまり、1961年5・16までの約10年間の時代をメインに、当時の芸術をテーマに描かれる。
主人公のイ・ボングは、明洞を愛し、数々の噂を作り出した小説家であり、平和新聞の記者として活躍していた。
明洞に対する愛着は尋常ではなく、6・25戦争で皆が釜山に避難する中、明洞に行くため父親の遺品を売ってまで明洞へ。
「明洞伯爵」はそんな彼を中心に明洞を舞台に繰り広げられていく芸術ドラマである…。