あらすじ
弁護士の夫ドンジュン(ウォン・ギジュン)と娘と、幸せに平凡に暮らす主婦のハウン(キム・ジヨン)。
ある日、ドンジュンの忘れ物を届けようと急いでいる時に、偶然車から出てきた男・テギョン(キム・ホジン)が抱えていた白菜を蹴飛ばしてしまう。
その白菜を抱えていた人は白菜1つに取り乱していたが、夫の忘れ物を届ける事に必死なハウンは、謝罪もそぞろにその場を後にする。
その白菜こそ、その後のハウンの人生を変えるアイテムになるとは、つゆ知らず…。
ドンジュンとハウン夫婦は、絵に描いたような善良夫婦で、妹夫婦に金をせびられても、気難しい義妹がいても、お互いの家族として大切にしながら、日々を生きていた。
そんなハウン夫婦にもある日、不穏な空気が立ち込める事になる。
ドンジュンに学生時代、想いを寄せていた後輩・ヒョンジ(チャ・ヒョンギョン)が、自分の夫の暴力に悩んでドンジュンに相談してきたのだ。
そこから急速に仲を縮める2人。
結局ドンジュンはハウンを捨て、ヒョンジのもとへ。
幸せだった家庭が一瞬のうちに崩れ去り、絶望の淵にいるハウン。
だが、いつかの白菜を蹴り飛ばしてしまったテギョンがお向かいに住んでいて、キムチ作りに人生をかけている事を知ったハウンは、テギョンと交流を続けるうちにキムチ作りに興味を持ち始めて…。