あらすじ
純粋さと孤独、そしてすれ違う愛の運命を生まれ持った男、ヨンウ(ユ・オソン)。
孤独しかなかった人生に、初めての恋が訪れた。その瞬間、運命の星は彼にまた別の別れを予告する…。
電話局エンジニアとして働くヨンウは、誰よりも誠実で優秀な社員だが、孤児として育ったことで誰にも心を開くことができなかった。
毎朝、愛犬と共に豪華な朝食を食べるのだが、寂しく生きてきた彼の心は、そんな朝食くらいでは満たされない。
星を観察し、星座に込められた神話をすべて記憶している彼が唯一心を許せる存在は、言葉の通じない、彼のルームメイトの愛犬だけだった。
そんな彼に、空の輝く星のような、近づくことのできない愛する人がいた。自身の愛犬を世話してくれる獣医師スヨンに恋する彼は、暇があれば動物病院に行き、食べきれていないのにフードを買ったり、犬たちを見学するなどの理由をつけて彼女の周りをうろついた。
寂しさに押しつぶされ、勇気を出せず自身の気持ちを全く表現できなかったヨンウ。ついにスヨンに勇気を出してデートの誘いをする!
だが運命の星は、約束の場所に向かうヨンウとスヨンの足取りをすれ狂わせ…