あらすじ
『あなたがいるから世界は美しい』こう言ってあげたくなるような人達がいる。砂漠のどこかに隠れているオアシスのように、本当にその人がいることで世界が美しく思えること。派手にしたり騒がしく自分を主張する代わりに、黙々と自分のもっているものを社会に貢献していく人達。この話は平凡だが正しく美しく生きていく人達の話である。ソンウ(ソン・イルグク)とヒヨンは5年前の記憶を求めて以前住んでいた故郷を訪ねる。ヒヨンは川辺を眺めながら思い出に浸り、ソンウはそんなヒヨンを眺めながら過ぎ去った5年間のつらい過去を思い出し涙を流す。
ソンウがヒヨンの為に川の水をバケツいっぱい汲むのをミヨンが見て不審に思い、家に帰ってヨギョン(イ・ボヨン)に知らせると、ヨギョンはすぐにそれがソンウだと気付きソンウを探しに行く。高校の時の美術教師だったソンウに片思いをしていたヨギョンは生きることに疲れているソンウとヒヨンを見て心切なく、行き先を遂に教えないまま去ってしまう。ヨギョンはジュンテと先立ってジョンテの果樹園内にある倉庫をソンウとヒヨンの家として改造する事にし、村の人達の助けを求める。ソンウとヒヨン夫婦を良く思っていた村の人達は家の修理を始めながらソンウの行方を捜すのだが…。