あらすじ
幼なじみだった同い年の夫との間に、息子・娘を持つたくましい母。
大学卒業後、普通の会社で就職してしばらく働いたが、結婚と同時に辞めて、専業主婦になってからすでに8年の歳月が過ぎた.夫を出勤させ、子供達を幼稚園のバスに慌ただしく乗せて送り出した後、雑然とした食卓で一人朝食を食べていると、ふと自分の人生は何なのだろうとため息が出る毎日。
大学を出たといっても大学院を出たといっても、母親歴3年にもなると結局人生なんて似たり寄ったりだ。
そんなある日突然、夫が生涯をかけた恋に落ちたという。彼女のいない世の中は想像することもできないから罪人だといわれても仕方ない、だから別れてくれというのだが・・・