あらすじ
生涯を農業にささげてきた、自負心の強いパク・チャンスン(クォン・ソンドク)。
6人の子を育て上げた典型的な韓国の母と言える、チャンスンの妻イ・スンシム(キム・ヨンリム)。
高齢の2人には、もう先が長くなかった。チャンスンは、検査を受け胃がんが見つかったのだが家族には内緒に。さらにスンシムは、ある日突然倒れてしまい、それから認知症のような症状がみられるように…。
そんな年老いた夫婦の子どもたちは、両親の残す土地にばかり関心を持っている状態。顔を合わせればそんな話ばかりで喧嘩も日常茶飯事。
ある日、一人で外出していたチャンスンは、突然発作に襲われその場で一人、亡くなってしまうのだった。
チャンスンの葬式でも、悲しむことなく子ども達は残された遺産についてばかりで…。