あらすじ
兄の結婚式に行く途中、車が転覆して家族をみんな失った9歳の少女ナリム(イ・ヨンユ)。1人生き残ったナリムは事故のショックで家族を含めて事故以前の記憶をすべて失う。
家族を失い1人ぼっちになったナリムはそれと同時に会社を運営していた祖父の唯一の相続人となり、後見人であるファン弁護士は記憶を失ったナリムのために、思いやりで、睦まじい偽の家族を用意してナリムの心身の安定を図る。
家族全員が、「態度不良」や「服装不良」。オ・ダルゴン(キム・ミョンミン)の指揮の下、それぞれの役割を果たしながら実の家族よりもっと本当の家族らしくなってゆく。
オ・ダルゴンは、暴力団であり叔父。血の気の多い暴力性。しかし、義理派。孤児として育ち、裏の世界で生活をしていく中で組職の行動隊員になった。自分の寂しさを無くしてくれた組職のためにダルゴンは最善を尽くすが、あれこれ金儲けをしては失敗し借金を作ってしまう。何とか借金の督促を阻んでくれた組職のボスドッコ社長に今までの恩と借金完済のため「家族代行サービス」事業を始める。家族の幻想を持っている、ただの一回も家族を持てなかった人間が「家族」を指揮する事になる。