あらすじ
不安な顔で校務手帳を漁り、職員室に一人残る女教師パク・ギスク(イ・ヨンニョ)。
卒業アルバムの何かを確認するように電話をかけ「ジンジュが学校に通い続けている」という言葉を残し、謎の死を遂げるのだった…。
夜は明け、朝日のあたる校庭。
一番最初に登校したジオ(キム・ギュリ)とジェイ(チェ・ガンヒ)が学校の欄干につられている担任の死体を発見した。
「古狐」と呼ばれていたこの女教師の死後、新しく担任になったオ・グァングは「狂犬」という別名を持つ悪徳教師。先生とは到底呼べないくらい悪質な教師だった。
一方、母校に文学教師として赴任してきたウニョン(イ・ミヨン)は、自身の担任でもあったパク先生が死ぬ前日の夜。電話機に残された言葉が耳に残っていた。最後の通話に残されていたジンジュという名前は、9年前に巫女の娘という理由で担任とクラスメイトから除け者にされ、最後は事故で亡くなった友人のことだった。
学校は平静を取り戻すが、ウニョンだけがジンジュの存在を感じ学生らを注意深く監視すると…