あらすじ
普通の人々は愛と執着を区分することができない。だから、愛してるから憎いと言い、愛してるから欲しいと言って、愛してるから別れると言う。憎んで欲張って別れるのが愛なら、愛はどれほど無用で無意味だろうか?このドラマは本当の愛とは何なのか?という疑問にその出発点を置いた。守ってもくれるが障害にもなる'家族'という垣根。私たちはその中で、時には傷つき時には癒されながら暮す。愚鈍げに家族を守る純朴な母親とその子供たちが巻き起こす愛を通じて、愛の真正性を喚起する。三年間の別居のあげく離婚した長女ミオク(ペ・ジョンオク)に、母親(コ・ドゥシム)はうんともすんとも言わない。妹ミス(ハン・コウン)も姉の離婚の知らせに何の反応もしない。末っ子のジェウン(キム・フンス)は拘置所から出てきたりばかり。
大口投資家インチョル(キム・ミョンミン)の投資を誘致するために海外出張に出たミスは、一緒に一夜を過ごそうというインチョルの提案に荒てる。翌日、投資の約束を受けたミスは、リゾートの野外プールでインチョルに突然キスされて…。一方、拘置所から出た末息子のジェウンは、収監中に自分の'たかり'営業区域を奪ったジニ(チュ・ソヨン)、チェイン(チョ・ウンジ)と口論する。長年ミオクに片思いをして来た大学講師ヨンミン(パク・サンミョン)は、ミオクの離婚の知らせを聞いて喜ぶが…。