あらすじ
官衙の捕盗だったが、王の前で嘘をつき末端の捕卒に降格。現在は自分よりも若い将校の指揮を受けながら、しなくてもよい苦労をしているオ捕卒(オ・ジミョン)。
ある時、陵幸車行列中に虎の出没が多い場所を通ることとなり、護衛隊長は王に夜が明けてからの移動を提案した。
だが、亡父の法事日に間に合わせたい王は、村の使徒を呼び対策を立てろと指示する。普段から虎を倒してきたとほらを吹くオ捕卒の噂を聞き、彼を呼んで対策を練ろうとするのだが、オ捕卒は今朝も倒したばかりだから大丈夫だとまたほらを吹くのだった。
王はその言葉を信じ、その日のうちに山を越えた。だが、王が用を足そうとした瞬間、虎が現れ…!