あらすじ
高麗末期。優れた陶工であるヤン(イ・ジョンギル)に待望の跡継ぎが生まれた。だが、跡継ぎと考えていた子供は女の子。母親となるヤンの妻は難産の末、死去してしまった。
そこでヤンは、生まれた女児を男として育てることを決意し、名前はボクトンと名づける。
ボクトン(キム・サラン)は父ヤンのもとで、捨て子だったオプトン(イム・ホ)、窯で働くテサン(ソン・イルグク)と3人で育った。
ボクトンには陶工としての才能があったのだが本人の夢は商人で…。
一方、高麗を侵略していた元により、高麗の陶工は強制連行されることも頻繁に起きていた。
ある日、そんな高麗の目にヤンの技術が留まり、意地でも元側の人間になりたくなかったヤンは自分で自分の目を切り付け、盲目となる…。