あらすじ
ボクシング選手有望株のドチョル(チョン・ウソン)は、慢性外傷性脳症を患ってからというもの試合結果が上振れず、後輩選手にK.O負けした競技直後、ロッカールームで争いを起こしボクシングを辞めてしまった。
ドチョルはボクシング場館長の紹介で行った興信所で、同い年のホンギ(イ・ジョンジェ)と出会う。狎鴎亭洞で30億相当のビルオーナーになりたいホンギは、金になることであれば水火も辞さない人物。
ホンギがマネージャーをしているというミミ(ハン・ゴウン)は、スターの夢を抱くコンパニオンだ。ドチョルとミミは初対面で互いに好感を抱くのだが、その後ミミは役者の夢を追っているうちに出会ったオールバック男へと近づく。
借金ばかりのホンギは、ドチョルの金も持って逃げてしまい、一人残されたドチョルは様々な仕事を転々とし、結局再びボクシングを始めることに。
ドチョルの慢性外傷性脳症の症状はだんだんひどくなり、ミミとの恋愛も難しく、ホンギは何かをしようとしても自身の盗癖を断ち切ることができず状況だけを悪化させていき、ミミはオーディションに何度も落ち自信を失っていたが、オールバックの紹介で役者として発掘される。
2人の男は、自身らの現状から抜けだそうと宝石商を荒らすが失敗に終わる。
ソウルへと上京したホンギはビョングクと交渉しようとするも、ビョングクは受け取らず、ミミは撮影直線にほかの候補者と交代させられ、女主人公役を逃してしまう。
ホンギとミミ、すべてと別れを告げたドチョルは、慢性外傷性脳症の症状があるにも関わらずソンフンとの最後の試合をすることに…。