1909年、伊藤博文暗殺事件が未遂に終わり、世界の歴史は大きく変わった。

原爆はベルリンに投下され、日米連合国は第二次世界大戦に勝利。東アジアは統合され、朝鮮半島は日本の領土となった。

2009年、ソウル(京城)は日本第三の巨大都市に成長していた。

そんななか、朝鮮独立派によるテロ事件が発生。その対策にあたるのはJBI(日本捜査局)の西郷(仲村トオル)と朝鮮系日本人の坂本(チャン・ドンゴン)。

2人は警察学校以来の親友だった。

捜査の過程で、このテロ活動が「月霊」という遺物に関係していることを突き止めた2人だったが、JBI上層部によって捜査は打ち切られることに。

事件の裏には衝撃の真実が隠されていた。