あらすじ
―揀擇(カンテク)―
それは李氏の朝鮮時代に存在した、王妃になる者を選択する行事。
これは王妃の座を狙って繰り広げられる、女たちの熾烈な戦いだ…。
朝鮮の王であるイ・ギョン(キム・ミンギュ)は、王妃を迎えるにあたり、周りの反対を押し切って揀択をしようとしていた。
なぜなら、イ・ギョンには初恋の女性がいて、その女性を必死に探していたから。だが、手掛かりは“カン・イス”という人物の娘という事だけ…。
そんな中、カン・イスの娘でイ・ギョンの初恋相手だという女性、カン・ウンギ(チン・セヨン)が現れる!そして2人は、結婚する事に。
だが、2人の結婚式が執り行われている最中、怪しい男が乱入…
男は銃を乱射し、イ・ギョンとウンギも撃たれ、命を落としてしまった!
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一方、都で一番の情報屋として名の知れたカン・ウンボ(チン・セヨン/1人2役)という女性がいた。彼女は、幼い頃の記憶を全て失い、巫女として育てられていた。
ある日、罪人として連行・処刑されているウンギの母カン・イスを目の当たりにしたウンボは、突然自分がイスの娘であることを思い出す。そして、幼い頃の記憶が蘇ったのだ!
知り合いのワル(イ・シオン)から「王様と王妃が死んだ」との知らせと共に、その死んだ王妃が自分の姉であること知る。
巫女であるウンボは、ウンギとイ・ギョンの厄払いをする事にし、イ・ギョンの体から銃弾を取り出そうとすると、なんと王イ・ギョンの意識が戻り…!