あらすじ
3度目の自殺に失敗した元歌手のユジョン(イ・ナヨン)は、おばであるシスター・モニカ(ユン・ヨジョン)に連れられ、気乗りしないまま刑務所へと向かう。そこでシスターがユジョンに引き合わせたのは、3人を殺した死刑囚、ユンス(カン・ドンウォン)だった。
優しく声をかけるシスターに対し毒々しい態度のユンス。そんなユンスを冷ややかに見つめるユジョンだったが、2人は毎週木曜日に3時間ずつ面会することになる。
裕福な家庭で育ったユジョンと、貧しい家庭で苦労してきたユンスとでは、一見あまりにも差があった。互いに警戒しひねくれた態度で接する2人だったが、すぐに自分たちが似ていることに気づく。
相手の心深くをのぞき込み、少しずつ過去と真実を話し始めるユンスとユジョン。2人の絶望は幸福感へと変わり、生きたいという強い思いが生まれる。
毎日が木曜日だったら…
そう願う2人に許された時間は、あとわずかだった。