あらすじ
「仁王山に凶悪な獣が現れ、人をあやめていたと言います。そして、聞くことも見ることもできない獣であることから、事物の“物”、怪異するの“怪”で“物の怪”と呼ぶようになったそうです」
中宗22年、巨大な物の怪が現れ、民を攻撃し始めた。
物の怪と出会ってしまった人々は、その場で残酷に殺されるか、生き残ったとしても疫病にかかり、ひどい痛みの中最終的には死を迎える。
漢陽(ハニャン)は一瞬のうちに恐怖に包まれた。
すべては自分を責め立てる領議政と官僚たちの計略だと考えた中宗(朝鮮王)は、元内禁衛将ユンギョム(キム・ミョンミン)を宮に呼び込み、捜索隊を組織する。
ユンギョムと長年を共にしたソンハン(キム・イングォン)とその一人娘ミョン(イ・ヘリ)、そして王が送ったホ宣伝官(チェ・ウシク)と共にすることとなった。
物の怪を追っていたユンギョムと捜索隊は、すぐに信じられない巨大な秘密に直面することになる